ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2016.4.26 14:37震災・原発問題

生理用品なしで生きられない文明病


トッキーのブログ、読みましたか?
小林よしのりを『被災地の女性の敵』にするデマ・煽動」

BLOGOSに転載されたわしの記事が拡散されて、
瀧波ユカリの目に触れたのが、最悪だったですね。
瀧波ユカリがヒステリックにわしを批判しまくり、
それがきっかけで、小林よしのりに対して「不謹慎狩り」
が起こり、「被災地の女性の敵」というレッテルが
貼られたわけです。
わしの個人HPにも、左翼どもが罵詈雑言を送り付けて
来ました。

わしは、あくまでも「生理用品」のことを言うなら、
女性がいるのだから、女性に譲った方がいいよ、
男が言うと気色悪いよと言っただけです。
普通にマナーの話なんですけどね。
武士道も廃れたし、礼儀作法もマナーも分からなく
なってきたんでしょうね、日本人は。

わしに対する瀧波ユカリの怒り狂い方は理解できません。
つまり、「男が言ってもいい!いや、言ってくれれば
ありがたい!それほどまでに生理用品が不足しているのだ!
生理用品は女にとって重要不可欠であり、なければ
大変な
事態になるのだ!血まみれになるのだ!」
と言いたいわけです。

瀧波のツイッターをわしの妻に読ませたら、大笑いで、
「文明病でしょ!」と言いました。
「生理用品が販売されたのは私が小学上級の頃よ。
その前はどうしてたの?
母の時代はそんなものはなかったのよ。」
「非常時に生理用品が大事なんて言えるわけ
ないじゃない!」
「たまたま生理になった人がいても、一週間くらい、
自分で
工夫できるでしょ。」そう突き放すのです。

秘書岸端に言わせると、「男がわざわざ女を
差し置いてまで言う
ことじゃないよ。」と馬鹿に
していました。

奇しくもMLの中で、ある女性が
「生理は便と同じ。いくら大切な生理現象と言っても
天気の話をするように、うんこの話はしない。」

とあっさり書いてました。

「常識」とはこういうものだと思いますよ。
そして実態を見れば、「生理用品」は他の物資と共に
すでに届いていたわけです。
「生理用品を贅沢品だと送り返したボランティアがいる」
なんてデマも流されましたが、そんな馬鹿なボランティアが
いるもんですか!
今回の震災では、「生理用品デマ」が多かったですね。

「小林よしのりのような男がいるから、生理用品が
届かないんだ」という瀧波ユカリのヒステリックな訴えは、
ギャグ漫画家の魂
まで喪失した哀れな純粋まっすぐ君の
とち狂いに過ぎなかった
わけです。

男女同権なら、ここまで書かなければならなくなります。
辛いですよね。男女がまったく対等という考え方は。
わしは還暦過ぎたから、もっと丸くなるべきでしょうか?
それとも尖り続けるべきでしょうか?
難しい問題です。


小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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